スポンサードリンク
スクールIE 栗平校でのバイト体験談です。
計算が苦手だったのでレジ打ちなどはできないと思い、塾講師のアルバイトをやることにしました。
スクールIE栗平校は、当時開校したばかりの個別指導塾でした。
私はスクールIEのスタッフの中で唯一の女性だったので、小学校低学年の生徒を担当することになりました。
低学年の子どもはそもそも学習習慣がない子が多く、椅子にずっと座ってひとつのことに集中するということが難しい子がほとんどでした。
まずは問題数の少ないプリントから始め、一枚すべて解き終えることを何度も繰り返すことにしました。
少ない問題数でも一枚全部自力で終わらせることが小さい成功体験となり、それが積み重なって学習習慣に繋がると考えたからです。
そのような工夫は自分なりに考えました。
授業の進め方ややり方は、担当の生徒に合わせて自分で工夫をしなければなりません。
スポンサードリンク
教える側の先生への指導は塾長からは特にありませんでした。
ただ問題を解かせるだけだと、苦手意識のある子どもはあっという間に飽きて授業に真剣に取り組みません。
悪い状態が進むと生徒にナメられたりしてしまいます。
働くスタッフの力量や裁量に完全に任せきりだったので、頭が良かったりいい大学に行ったりしているだけで、子どもへの教え方がわからないスタッフはすぐに辞めていきました。
スタッフへの教育制度や困った時のサポート体制があれば、多くのスタッフが長く在籍できたのではないかと思います。
また、スクールIEの教室のバイトの時給は、授業1コマにつき1,000円という給料でした。
塾では授業を始める前に使用するプリントを準備したり、授業後に学習の進捗状況や成績の上下など生徒ごとのカルテのようなものに書き込む事務作業が発生しますが、多くの塾ではその事務作業の時間には時給が発生しないと思います。
人数を多く担当している先生は事務作業もその分多くなっていきます。
なので、拘束時間が長いわりにもらえる給料は高くないような印象でした。
私は担当している生徒はその塾の中で一番多かったので、塾の中に滞在している時間もそれだけ長かったです。
担当している生徒が少ない先生は、それだけ拘束時間も短いのに1コマ1,000円は変わらないので、なんだか割に合わないような気はいつもしていました。
それでも子どもたちと一緒に授業に取り組み、勉強をする時間はとても楽しかったです。
自宅で勉強する習慣がなかった子が自分から勉強するようになった、テストが全くできなかった子が100点を取ることができた、など生徒や保護者の方から感謝された時にはとても嬉しかったです。
スクールIEのバイトは、自分の頑張った結果がダイレクトに感じることができ、やりがいのあるバイトだったと今でも思っています。
スポンサードリンク